SWELL

森法律事務所遺産相続問題相談室

Since1983

1983年4月に、たった一人で、隅田川のほとりの小さなワンルームマンションから森法律事務所をスタートさせました。最初はいろいろな事件を受任しましたが、しだいに離婚・相続事件の依頼が増え、それとともに家事事件のノウハウも自然と蓄積され、事務所規模も次第に拡大しました。特に相続事件の依頼は、飛躍的に増加しました。

専門書籍を多数出版

出版社を通じて、その一部を法律の専門家向けの書籍として出版したところ、驚くほど多くの専門家に歓迎され、これをきっかけとして、専門書籍を多数出版するようになりました。 いま、弊所の専門書籍は、家事事件を扱う法律事務所には、1冊は置いてあります。

Topics最新情報

森法律事務所の特徴

1,弁護士向けに多数の家事専門書籍を出版

弊所は、弁護士向けに多数の家事専門書籍を出版しています。これらの書籍には、営業用の自費出版もないし、弁護士会や他の弁護士事務所の弁護士と共同で執筆した書籍もありません。
また、弊所の著作物は、多くの実務家から歓迎されています。家事事件を扱う事務所には、一冊は弊所の書籍がおいてあります。
これは、弊所は、1983年の設立以来、40年以上にわたり、こつこつと家事事件の経験を蓄積してきたことにより、家事分野の実践的ノウハウを蓄積しているからです。

弁護士の先生方へ
誠に失礼ながら、弊所では、弊所出版の書籍に関するお問い合わせは、お断りさせていただいております。ご了解のほど、お願い申し上げます。

2,東京家裁遺産分割専門部調停委員の視点から

21年間にわたり、多数の遺産相続案件を担当してきました。
遺産分割調停では、はっきりと代理人の力の差が現れます。遺産相続をあまり知らない弁護士が代理人として登場し、通りそうもない発言や主張を繰り返し、その結果、調停が混乱してしまうことが実に多いのです。しかも、誤解している点は大体共通で、この21年間、同じパターンの誤解に基づく主張が繰り返されています。

どの個所かというと、遺産相続に関する世間の「常識」と相続法の「常識」が、食い違っている箇所です。この食い違いの個所で、代理人の誤解が生じているのです。
実は、遺産分割を知らない弁護士は、少なくないのです。ネット上で遺産相続が得意分野だとうたっている弁護士で、本当に得意分野とおもわれる弁護士さんには、出会ったことは、少ないのが現実です。

難しいのは、そういう代理人に、この「誤解」をいきなり指摘すると、代理人からの強い反発がくることです。そのため、反発がこないようにゆっくりと代理人の誤解を解いていかなければなりません。遺産分割を知らない弁護士には、本当に苦労しました。
相続は、司法試験でも出題されることはほとんどないし、司法研修所でも、教えることはありません。自力で学習するよりほかないのですが、自己研鑽しなくとも、なんとなく、わかったような気になってしまっています。ここが問題です。

3,WEBサイトをご覧の方へ

このサイトを見ておられるかたの多くは、遺産相続で悩んでおられると思います。実は、遺産相続は、夫婦親子問題と比べて、感情が絡む箇所が少なく、裁判所基準を踏まえ、裁判所の考え方を把握して冷静に行動すれば、意外と早く解決するものです。ただ、相手方の代理人が、遺産相続に無知だと、無駄な時間を費やしてしまいます。
遺産相続の法律相談・ご依頼を承っております。
いつでも、お電話・メールをください。

書籍の紹介

相続

・法律家のための相続判例のポイント
・法律家のための遺言・遺留分実務のポイント 遺留分侵害額請求 遺言書作成 遺言能力 信託の活用 事業継承
・弁護士のための遺産相続実務のポイント 遺産分割・遺言無効・使途不明金ほか遺産分割の付随問題



弊所が多数の遺産分割案件を処理する中で獲得したノウハウ・知見を、全国の弁護士等専門家の方々のために公開した書籍で、発売直後から評判を呼び、多くの専門家の座右の書になっています。
裁判所の書店である至誠堂書店でも、無数にある専門家向け相続専門書籍の中からスタンダード書籍(基本書)として選ばれた37冊に、弊所の3冊が全て入っています。

一般向け書籍等は、こちらをご覧ください。
・図解で早わかり 改正対応!相続・贈与のしくみと手続き
 

夫婦親子法

・論点別インデックスで引く 養育費・婚姻費用判断の考慮要素
・Q&A 養育費・婚姻費用の事後対応-支払確保と事情変更-
・個別事情にみる 離婚給付の増額・減額 主張・立証のポイント
・「子の利益」だけでは解決できない 親権・監護権・面会交流事例集
・2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集
・簡易算定表だけでは解決できない養育費・婚姻費用算定事例集

弁護士向け動画

弁護士学習用に、㈱弁護士ドットコムから動画を配信しています。(受講生は弁護士限定です)。
また、弁護士向けに多数の相続法セミナーを実施しています。
ご興味のある方はこちらをぜひご参照いただければと思います。

専門知識とノウハウを駆使した解決例

遺産分割は、色々な相続理論をパズルのごとく組み合わせることで、予想もしない効果的な結論を導き出すことができる場合があります。可能か否かは、経験に裏付けされた知識で決まります。担当弁護士の力量差がかなり現れるのです。書籍を読んで記憶しただけでは無理です。逆に、経験に裏付けされた専門的知見やノウハウがないと弁護士過誤になるケースも多数あります。以下は、弊所で扱った事件の一部ですが、おそらく、このような事件処理ができる事務所は、日本全国でも、そう多くはないと自負しています。ただし、弊所でも、いくら考えても、効果的な解決策が思い浮かばなかったケースも多々あります。その点は、御承知おき下さい。
詳細は、「解決事例集」をご参照ください。
また解決事例集は、適宜、更新しています。

こう解決した!

ケース

【無効な自筆証書遺言を有効に転換させたケース】→こう解決した

ケース

【養子縁組をしていなかった事実上の相続人に遺産を相続させたケース】→こう解決した

ケース

【遺産の株の評価を大幅に減額し事業承継を可能に】→こう解決した

ケース

【無効な遺産分割協議を有効にした。】→こう解決した

ケース

【遺産分割対象財産の基準時を主張し、本来の相続分よりも、大幅に財産を取得できたケース】→こう解決した

その他の解決ケースはこちらをご参照ください。

※過去のブログはこちらです。ぜひご覧くださいませ。